白熊のロゴで有名な「Nordisk」。
白いテントが有名でキャンプ場で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
かく言う私もNordiskのテントが欲しいと思っています。笑
そんな「Nordisk」が三重県にキャンプ場を作ったのはご存じでしょうか?
その名が「Nordisk Hygge Circles(ノルディスクヒュゲサークル)」です。
三重県いなべ市とNordiskがコラボしたキャンプ場になります。
公式サイトは「こちら」
2023年4月にオープンしたこのキャンプ場に今回はお邪魔しました。
Nordiskといえばおしゃれなキャンプギアを取り揃えていますが、キャンプ場も非常におしゃれで洗礼されたデザインの建物が多くその名にふさわしいキャンプ場でした。
今回はそんな「Nordisk Hygge Circles」がどんなキャンプ場なのかをわかりやすくご紹介していきます。
実際にキャンプをして思ったことも併せて紹介していきますので是非最後までご覧ください。
Nordisk Hygge Circlesの基本情報
住所
Nordisk Hygge Circlesの住所は「三重県いなべ市大安町石榑南2999−5」に位置しています。
この付近にはいくつかのキャンプ場が並列されているように並んでいます。
ほかのキャンプ場には「北河内キャンプ場」や「宇賀渓キャンプ場」などがあります。
都心からのアクセスは次の通りです。
- 名古屋からのアクセス:車で約1時間
- 大阪からのアクセス:車で約2時間
名古屋からアクセスしやすいキャンプ場です。
グーグルマップ通りに進むと下のストリートビューのような分岐が出てきます。
この分岐を左に進みます。
キャンプ場の手前にタイムズのような駐車場のゲートがあるのでそこで入場券を取って入ります。
私が行ったときは入場するとスタッフの方がいらっしゃってその方に「Nordiskのキャンプ場に行きたい」というとどこに駐車すればよいかを教えてくださります。
チェックイン時は車を管理棟までもっていけます。
場内マップ
キャンプ場の「Wild Circles」のフィールドマップをご紹介します。
サイトは河の両側にある「河原サイト」と御所滝の前にある「滝前サイト」に分けられます。
このサイトはフリーサイトになっています。
ここのキャンプ場はフリーサイトの他に「Private Circles」というグランピングができるエリアもあります。
今回私はフリーサイトでのキャンプをしました。
グランピングエリアを探索するのをすっかり忘れており、今回は「Wild Circles」を特にピックアップしてのご紹介になってしまいます、、、。
また、ここのキャンプ場にお邪魔したときはグランピングのエリアも調査してご紹介していきますので楽しみにしていてください。
Wild Circlesってどんなサイト?
早速ですが、今回キャンプをした「Wild Circles」がどんなサイトかご紹介してきます。
さきほどもお伝えした通りここのフリーサイトは河の両岸の好きな場所にテントを張ってキャンプができます。
河原サイトと滝前サイトの二つのサイトがあります。
川の近くは石が結構ごつごつしているのでテントの設営はほぼ不可能でした。
フリーサイトとは言えテントを設営できる場所はいくつか限定されている感じでした。
設営できそうな場所でもペグを打ち込むとすぐに石にあたる感じがするので設営場所は少し難しいかもしれません。
原則、1サイトでテントタープを各1張まで可能です。
また、直火がOKなのもこのサイトの特徴です。
荷物の搬入・搬出
ここのキャンプ場最大の欠点と思うのは「荷下ろし場所からフリーサイトまでの距離が遠い」。
これにつきます。
荷下ろしエリアは管理棟の裏にあり、4台ほど停められる駐車場があります。
また、荷下ろし場の横には荷物を運搬するためのキャリーワゴンが置いています。
このワゴンは搬入・搬出時に自由に使えます。
この荷下ろしスペースで荷物を持ったらそこからサイトまで移動します。
荷下ろしが終わると車は速やかに駐車場へ戻してください。
奥に進んでいくと分岐があります。
ここでマップでいう上側に行くか下側に行くかが決まります。
この分岐でどちらに行くか決めたらそれ以降川を渡る手段がないのでやっぱり反対側がいい。となったときに荷物の移動がかなり面倒です。
荷物移動前にどこが空いているか下見をしたほうが良いと思いました。
全体マップの上側(滝前サイトとつながっている側のエリア)に移動するときは下の画像のような下り坂を下っていきます。
逆の下側はまず橋を渡る必要があります。
この橋が思ったより揺れるので橋が苦手な方は上側のエリアに設営する方が間違いなくいいです。
この橋を渡ると下り坂が出てきます。
この坂が非常にごつごつしていてワゴンでの移動が難しいです。
ワゴンの中に荷物を入れすぎないように注意してください。
個人的に移動の面を考えると川の上側にあるエリアの方がおススメです。
地面はこんな感じです。
結構大き目の岩があったりと荷物の移動は結構大変でした。
サイトの雰囲気
サイトの雰囲気ですが、テントとテントの間隔が比較的空いた状態で設営できたのでプライベート感があり、ゆっくりとした時間が過ごせるのは良い点がなと思いました。
また、川が目の前なので夏は川遊びもできそうです。
荷物の搬入や地面の状態などを見る限りではあまり初心者の方にはおススメできず、キャンプ玄人の方にははまるキャンプ場だと思います。
無骨なキャンプギアが映えるキャンプ場だと思います。
料金体系
料金はシーズンによって異なってきます。
ちなみに支払いは完全キャッシュレスです。
キャンプ場の利用料含め、現地での現金支払いは不可となっていますので注意が必要です。
区分 | 料金 |
---|---|
サービス | 3,500円~ |
レギュラー | 3,800円~ |
ハイ | 4,500円~ |
トップ | 5,000円~ |
上記料金は大人1人分の料金での価格です。
2人目以降は以下の金額が追加で発生します。
大人 | 1,200円 |
3歳~小学生 | 840円 |
3枚未満 | 無料 |
チェックイン・チェックアウト
チェックイン・チェックアウトの各時間は以下の通りです。
チェックイン | 13:00~17:00 |
チェックアウト | ~11:00 |
チェックイン時は管理棟に行って手続きと説明を受けます。
その際に、テントやタープにつけるカードを配布されますので必ず見える場所に取り付けましょう。
カードは以下のようなものです。
チェックアウト時はテントにつけるカードを管理棟で返却すればお終いです。
キャンプ場の施設
次にキャンプ場にある施設をご紹介していきます。
Nordisk慣習なだけあってすごくきれいでおしゃれな施設でした。
管理棟
キャンプ場に入ってまず現れるのが管理棟です。
ここでチェックイン・チェックアウトを行います。
営業時間は9:00~18:00時です。
写真の中央の道を進んで左手に受付があります。
受付をはじめこの中は土足厳禁となっており、スリッパが置いてありますのでそれに履き替えて中に入ります。
中には、売店もあってNordiskアイテムがたくさん売っていました。
ほりにしといったスパイスなども売っていましたよ。
薪や炭、氷なども売っています。
Nordiskのアイテムは次のようなものがありました。
トイレ・シャワー室
トイレは管理棟の裏で荷下ろしスペースの隣にあります。
また、トイレと一緒にシャワーも中に入っています。
ここのトイレ、めちゃくちゃきれいでした。
おそらく私が今まで行ったキャンプ場の中で一番きれいです。
男子トイレは洋式トイレが2つ、シャワー室が2室ありました。
シャワー室はシャンプーなどもついており、アメニティがしっかりしているのも非常に良かったです。
また、コインシャワーではなく無料で利用可能です。
ただ、トイレはこの場所一カ所しかないため、フリーサイトの奥側にテントを設営した方はトイレに行くだけでも一苦労します。
テントはなるべく近くに設営したほうがよさそうに思えました。
炊事場
炊事場はトイレの横にあります。
食器などを洗うところと焚き火台が洗えるところがありました。
石鹸はなかったので持っていく必要ありです。
炊事場もここ1カ所しかありませんので注意が必要です。
ゴミ捨て場
炊事場の横にはゴミ捨て場があります。
ごみは次の分別があります。
- 燃えるゴミ
- ペットボトル
- ビン
- 金属
段ボールは持って帰る必要があります。
この施設の説明からも分かるように1カ所にほぼすべての施設が密集しています。
また、その施設がサイトから絶妙に遠いです。
坂もあるので一回行くだけでもそれなりに大変なのは個々のキャンプ場のあまりよくない点だと思います。
炭捨て場
炭捨て場はサイト内の複数個所に設置されています。
ドラム缶が設置されているのでそこに炭や灰を捨てましょう。
詳しい場所はマップに記載されています。
Nordiskのキャンプ場は良い意味でイメージと違った
いかがだったでしょうか。
「Nordisk」というとおしゃれなキャンプアイテムを多く扱っているイメージがあるのでどこかキャンプ場全体がおしゃれに整備されたキャンプ場なのかなと思って訪れました。
ですが、蓋を開いてみたらフリーサイトの「Wild Circles」はほとんど手付かずの土地で名の通りワイルドなサイトでした。
キャンプをする場所は自然をそのまま活かした野性味あふれるサイトであるのに対して管理棟やトイレなどはNordiskらしいおしゃれできれいな建物でした。
おしゃれな場所と自然あふれる場所が共存したキャンプ場はNordiskだからこそ作り出せたのかな。と思いました。
ですが、上記でも説明している通り荷物の運搬に関しては非常に大変だったのでここでキャンプをするならなるべくキャンプギアは減らしていった方が良いと感じました。
付き合い方次第では非常に魅力的なキャンプ場でした。
また、訪問してみたいと思います。
最後までご覧くださりありがとうございます。
ここのキャンプ場が良いな。と思われた方はぜひ一度キャンプをしに行ってみてください。