キャンプ場とひとえに言っても様々なタイプのキャンプ場があるのをご存じでしょうか。
オートサイトやフリーサイトなどキャンプ場にはいくつかの種類に分けることができます。
また、同じキャンプ場でもサイトが違うことで楽しみ方も変わってきます。
今回は、キャンプ場にはどんな種類があるのか、サイトはどんな種類があるのか。を紹介していきます。
キャンプ場の種類
キャンプ場の種類は大きく以下の2種類に分けることができます。
- オートキャンプ場
- キャンプ場(野営サイト)
オートキャンプ場
キャンプサイトの中に自動車やバイクを乗り入れることができるキャンプ場です。
通常のキャンプ場では車は駐車場に止めることが多いです。
しかし、オートキャンプ場では自動車をサイトの中までもっていくことができます。
メリットは下記があげられます。
- 荷物の移動が楽
- テントの代わりに車で寝ることが可能
- 車までの距離が近くこまめに荷物を積んだり出したりできる
荷物が多いファミリーキャンプや車を乗り入れてインスタ映えを狙いたい人などにおすすめです。
私個人的にはオートキャンプ場が一番おすすめです。
やはり荷物の出し入れが楽なのが圧倒的に魅力的です。
キャンプ場(野営サイト)
一般的にキャンプ場というとこのことを指します。
特徴は自動車を駐車するスペースとテントサイトが完全に分かれています。
林間サイトなど、オートキャンプ場よりもより自然の中でキャンプを楽しめます。
メリットとしては下記があげられます。
- 自然のなかでキャンプを楽しめる
- 比較的安い価格帯
テントの近くを車が通ることが少ないので夜車の明かりで起きてしまったりする心配はないです。
周りに邪魔するものがない分、自分と向き合う時間が取れるため仕事で嫌なことがあった時や、社会から離れて自分を見つめ直したい人などはこのサイトで一度キャンプをしてみても良いでしょう。
サイトの種類
キャンプ場にはオートキャンプ場、キャンプ場とは別に「サイト」と呼ばれる区別の仕方もあります。
サイトには大きく以下の3種類に分けることができます。
- 区画サイト
- フリーサイト
- ロッジ・コテージ
それぞれに特徴があるので次の節で説明していきます。
区画サイト
スペースが決められたサイトのことを「区画サイト」と呼びます。
AC電源がついている場所や、区画がウッドデッキになっている場所など区画サイトといっても中身は多種多様です。
区画のサイズを確認せずに予約してしまうと、テントが入らないサイズの場合があるので区画のサイズは予約時に必ず確認しましょう。
事前に自分のスペースが決められているので周りの人に気を遣わずテントを張れるのは区画サイトのいい点です。
フリーサイト
区画サイトとは反対にスペースが決められていないサイトのことを「フリーサイト」と呼びます。
スペースが決まっていない分、自分の好きなようにテントやタープを張ることができます。
ただ、場所を取りすぎたりすると周りのキャンパーさんの迷惑になりますので分別ある場所取りを心がけましょう。
無料のキャンプ場はだいたいフリーサイトで比較的安い場所が多いです。
ロッジ・コテージ
ロッジやコテージはファミリーの方やキャンプ初心者の方に人気のサイトです。
テントを持っていく必要がなく、より気軽にキャンプを楽しむことができます。
家のような建物がすでにあり、ベッドなども既に備え付けられているのでタイプによっては手ぶらでキャンプをすることも可能です。
フィールドの種類
さらにキャンプ場はフィールドという種類でも分けることができます。
一つのキャンプ場でも様々なフィールドがあるので、キャンプ場一つとっても様々な楽しみ方が可能になってきます。
フィールドは次の4種類に分けることができます。
- 林間サイト
- 芝サイト
- 河原サイト
- 海辺サイト
林間サイト
林間サイトは木に囲まれたサイトのことです。
山間部のキャンプ場では必ずと言ってよいほど林間サイトはあります。
日陰が多く夏場でも比較的涼しいキャンプを楽しめます。
また、上級者になるとハンモックを設営して林間サイトを楽しんだりしてます。
芝サイト
芝サイトはファミリーキャンプでお勧めできるサイトです。
開放感があるので、子供が少し遠くへ行っても迷子になる心配も少ないと思います。
また、芝がクッションとなって心なしかほかのサイトより寝心地が良いです。
河原サイト
河原サイトは河辺にあるサイトのことです。
川で遊ぶもよし!川の流れる音を聞きながら寝るもよし!
夏のキャンプと言えば河原サイトといっても過言ではありません。
河原サイトは地面が砂利や小石の場所があるので、テントの設営時はペグ打ちが少しやりにくいのがデメリットですが、川の音を聞きながら寝るのは最高です。
海辺サイト
キャンプは山だけではありません。海でのキャンプも最高です。
波の音を聞きながらの焚火は最高に優雅な時間です。
早朝の日の出を見るもの普段あまりできない経験で非常に美しいです。
こちらも河原サイトと同じくペグ打ちがやりにくく、風も強いのでテントやタープの設営時は気を付けましょう。
自分の好きなキャンプ場を見つけよう!
キャンプ場の種類によってキャンプの楽しみ方はそれぞれ。
自分なりのキャンプ場での過ごし方やそれに合ったキャンプ場を探すのもキャンプの楽しみ方のひとつです。
ぜひいろんな種類のキャンプ場に合って自分の好きなキャンプ場、サイト、フィールドを見つけてみてください!