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焚き火シートとは?なぜ焚き火シートがいるのか紹介

皆さんはキャンプで焚き火を使って焚き火を楽しむとき焚き火シートを使用しているでしょうか?
地面が土の場合は焚き火シートを使用せずに焚き火を楽しむ方もいるのではないでしょうか

ただ、最近のキャンプ場では焚き火シートの使用をお願いしている場所も多いのではないでしょうか。

そこで今回はそもそも焚き火シートとは何か。なぜ焚き火シートが必要なのか。を説明していきます。

是非、キャンプ初心者の方や普段焚き火シートは使わないといった方は最後までご覧ください。

焚き火シートとは?

まず、焚き火シートとは何かを説明していきます。

簡単に言うと「火事を起こさないために焚き火台の下に敷くシート」です。
言葉のまんまですね。笑

焚き火シートはその特性から難燃性の素材でできています。
使用される素材としては「ファイバーグラス」や「カーボンフェルト」が主に使用されています。

これらの素材は燃えにくい・焼けても燃え広がりにくいため、枯れ草などへ燃え移ることを防ぎます。
これらの素材の特徴を少し紹介します。

ファイバーグラス(ガラスファイバー)

ファイバーグラスはガラスを融解して繊維状に引き伸ばしてできたものです。

ガラスは不燃材料なので防火性に優れています。
ただ、素材の特性上触るとチクチクするのがデメリットです。

カーボンフェルト

耐炎繊維を高密度で合わせた不織布です。
ほつれにくいのが特徴で好きなサイズにカットできます。
自由にサイズを加工できるのは大きなメリットではないでしょうか。

自分の焚き火台に合わせた焚き火台シートに加工ができます。

焚き火シートは必要なの?

焚き火の種類によっては焚き火の小さくなった炭や灰が下に落ちるものがあります。
その際、焚き火シートを敷いていなかったら地面にその炭などが落ちることになりますね。
焚き火台の下に草や木の枝などがあるとその炭から引火して最悪の場合火事になってしまう恐れがあります。

焚き火シートは先ほど説明した通り難燃性の素材でできており、炭などがその焚き火シートに落ちても燃え移ることはなく、火事などを防ぐことができます。

ただし、「ファイバーグラス」や「カーボンフェルト」素材の焚火台シートは難燃性であって、断熱効果はありません。

焚き火シートを使用しても地面が黒く焦げた跡が残ることがあります。
それを防ぐためには綿やアルミと組み合わせた素材の焚き火シートを使う必要があります。
もしくは複数枚の焚き火シートを重ねるなどの工夫が必要です。

焚き火シートを使うメリット

地面への引火を防ぐ

先に説明した通り、焚き火シートの最大のメリットは地面への引火を防ぐことです。

下に落ち葉や枯れ枝があればそこに引火し、最悪は燃え広がってしまう可能性があるのでそれを未然に防ぐことができます。

使用も焚き火台の下に敷くだけなのでよほどのことがない限りは焚き火シートを使って焚き火を楽しみましょう

後片付けが楽

焚き火シートのメリット2つ目は後片付けが楽なことです。

焚き火をすると灰や小さい炭などがどうしても残ってしまい、焚き火台の下に落ちてしまいます。
おそらくどんな焚き火台でも多少地面に灰などは落ちてしまいます。

後片付けの時はその炭などを集めてきれいに掃除して帰る必要があります。
焚き火シートがあるとシートの上にほとんどの炭や灰が落ちるのでシートごと灰捨て場に持って行って処理すればよいので片付けが非常に楽になります。

焚き火シートがないと落ちた炭などを回収して捨てる必要があるので大変です。

焚き火シートはキャンパー必須ともいえるアイテム

キャンプの醍醐味ともいえる焚き火。
ただし、火を扱うため一歩間違えると大変なことになってしまいます。

直火が問題ないキャンプ場ではない限り焚き火シートはキャンプ場を守るため、森を守るためには非常に大切なキャンプアイテムです。

キャンプで焚き火台を使用する際はもしもの事を考えて焚き火シートを使用しましょう!
キャンプ場によっては焚き火をするときは焚き火シートの使用を必須とするところもあるので持っておいて損はしないアイテムです。
シートなのでかさばることもなく、焚き火台と一緒に収納しておくことをおススメします。

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