キャンプ場

【峠〜TAWA〜キャンプ場】温泉施設が徒歩1分?!近くに温泉や食事場所まである奈良県のキャンプ場

奈良県宇陀郡曽爾村にある「峠〜TAWA〜キャンプ場」。(公式サイトはこちら

今回は奈良県にあるこちらのキャンプ場に訪れてキャンプをしてきました。
奈良県と三重県のほぼ県境にあるこのキャンプ場はなんと温泉施設が徒歩1分にある、温泉施設に隣接したキャンプ場でした。

温泉施設が隣にあるが故の特典もある「峠〜TAWA〜キャンプ場」はシンプルで洗礼されたキャンプ場でした。

この記事では

  • 「峠〜TAWA〜キャンプ場」が気になっている方
  • 奈良県・三重県周辺でキャンプがしたい方
  • キャンプ場の雰囲気を知りたい方

に向けて、私が実際に行った時の写真や思ったことを織り交ぜながらご紹介していきます。

峠〜TAWA〜キャンプ場の基本情報

住所

「峠〜TAWA〜キャンプ場」は「奈良県宇陀郡曽爾村太良路815」に位置するキャンプ場です。

車で行かれる場合、主要都市からのアクセス時間は次のとおりです。

  • 大阪からのアクセス:約1時間50分
  • 名古屋からのアクセス:約2時間30分

キャンプ場へ行く際は少し狭い道を通っていく必要があるため運転には十分に注意してください。

キャンプ場の大きな目印は無いですが、温泉施設の「お亀の湯」から少し上に登るとキャンプ場があります。

以下のような青い看板と「TAWA CAMP」という看板が目印です。
「TAWA CAMP」という看板がかかっている建物が受付棟になるのでチェックインの際は最初にこの建物に行ってください。

サイトの種類

ここのキャンプ場は複数のサイトがあります。
各サイトは次の通りです。

  • 区画A電源つきサイト(A)
  • 焚火サイト(B)
  • デッキサイト(D)
  • 区画F電源なしサイト(F)
  • シングルサイト(S)
  • 林間ツインサイト(W)

6種類のサイトがあります。

私は焚火サイト(B)を使用させていただきました。
その日は私以外焚火サイトを利用する方がいなかったので好きな区画を使っていいと管理人に言っていただけたので良さそうな区画を利用させていただきました。

他のお客様も利用される場合はおそらくサイト内のどこを利用するかは選択できないと思われます。

料金体系

料金体系は各サイト・シーズンによって少し違っています。
ここでは各サイトのシーズンごとの料金体系をご紹介していきます。

その前に、ここのキャンプ場はサイト料金とは別に施設利用人数で料金が加わっていきますのでその料金を説明していきます。

施設利用料金

施設利用料金は次の通りです。

  • 大人(中学生以上):1100円/人
  • 子供(3才〜小学生):550円/人
  • 幼児:無料
  • ペット:550円/円

ここのキャンプ場は施設利用料金に温泉券がついてきます
温泉施設が休業の場合は別日に利用してくださいと案内があるので、温泉施設が休業の場合も温泉券が配布されるようです。
温泉施設の営業日もご確認の上予約する方が良さそうです。
個人的には休業の際は温泉券は配布せずにその分値引きして欲しいとは思いました。

区画A電源付きサイト(A)

シーズン料金
レギュラーシーズン5,400円
ミドルシーズン5,900円
ハイシーズン6,800円
特別日7,800円

焚火サイト(B)

シーズン料金
レギュラーシーズン9,400円
ミドルシーズン9,900円
ハイシーズン10,900円
特別日11,900円

デッキサイト(D)

シーズン料金
レギュラーシーズン9,400円
ミドルシーズン9,900円
ハイシーズン10,900円
特別日11,900円

区画F電源なしサイト

シーズン料金
レギュラーシーズン4,400円
ミドルシーズン4,900円
ハイシーズン5,800円
特別日6,800円

シングルサイト(S)

シーズン料金
レギュラーシーズン3,300円
ミドルシーズン3,800円
ハイシーズン4,500円
特別日5,500円

ツインサイト(W)

シーズン料金
レギュラーシーズン5,400円
ミドルシーズン5,900円
ハイシーズン6,800円
特別日7,800円

注意事項

次にこのキャンプ場を利用する上での注意事項を説明していきます。
皆さんがキャンプ場を快適に楽しく過ごせるように注意事項に関してはしっかりと守るようにしましょう。

  • 施設内ではスタッフの指示・注意に従ってください。
  • 大きな音の出る機材、発電機の使用は禁止。
  • サイト内には炭を落とさないよう、焚き火台には防火シートを使用すること
  • 手持ち花火以外の花火の使用は禁止(手持ち花火は周辺の迷惑にならないように通路などの離れた場所で楽しむこと)
  • 22時以降は消灯時間です。
  • 音楽や映画等は周りの迷惑とならない音量で楽しむこと
  • 夜間は緊急時以外での車の移動は禁止
  • 炊事等の水は塩素処理をした天然水です。飲用は自己責任です。
  • 天然水のため、節水にご協力すること
  • レンタル用品は水等で洗い流し、出来る限り汚れを落としてから返却すること。
  • サイト周辺の森林へ立ち入りは危険です。
  • ペットにはリードをつけ、糞尿の処理をすること
  • チェックアウトは11時までに済ませること。11時以降は追加料金が発生します。

ゴミの分別

ここのキャンプ場はチェックイン時にゴミ袋を2つ配布されます。
ゴミ袋は白い袋と透明な袋の2種類です。
ゴミの回収はこの袋でしか行ってもらえないので必ず配布されるゴミ袋でゴミを捨てるようにしてください。

各袋の分別は以下になります。

ゴミ
白い袋燃えるゴミ、ペットボトル
透明の袋缶、ビン

ダンボールは上記の袋には入れずに別で持っていきます。

ゴミはチェックアウトの際に管理棟に持って行きます。
管理棟前にゴミを置く場所ができるのでそこに置いておけばスタッフの方が捨ててくださります。

各サイトってどんな感じ?

区画A電源付きサイト

区画Aサイトは広さが約8m×10mで1200Wまでの電源がついたサイトです。
定員は子供を含めて6名まで可能なサイトです。

車両は1サイトにつき1台まで乗り入れ可能なので荷物の出し入れが非常に楽なサイトです。
2台目以降の乗り入れは不可となっているため注意が必要です。
(2台でキャンプ場へ向かう方は後述しますが焚火サイトもしくを予約すれば車2台の乗り入れが可能になります)

焚き火サイト(B)

焚火サイト(B)は広さが約8m×12mで1200Wまでの電源がついたサイトとなります。
定員は子供を含めて6名まで可能なサイトです。
また、ペットも連れ込み可能です。

車両は1サイトにつき2台までの駐車スペースがあるので友達と複数の車で行く場合も安心です。
また、このサイトも乗り入れ可能なので荷物の出し入れは非常に楽です。

焚火サイトは牽引車・キャンピングカーの利用も可能です。
ただし、サイズによっては入場を断られる可能性があるので事前にお問い合わせすることをお勧めします。

デッキサイト(D)

デッキサイト(D)はサイトスペースの広さが約10m×10mで内デッキが約5m×10mの広さがある非常に広いサイトです。
1200Wまでの電源もついているので寒い夜も安心です。
定員は子供を含めて6名まで可能で、ペットの連れ込みも可能です。

車両は1サイトにつき1台まで可能となっています。
車両はデッキの横に乗り付け可能です。

区画F電源なしサイト

区画Fサイトは広さが約9m×9mのサイトです。
こちらは電源は付いておらず車は1サイトにつき1台までとなっています。
車は乗り入れではないため荷物の乗り入れは少し面倒になりますが、車を駐車する場所からサイトはそこまで離れていないので大した問題にはならないと思います。
(荷物が多いなどの場合はこのサイトではなく車両乗り入れ可能のサイトを利用する方が良いと思います。)

シングルサイト(S)

シングルサイトは広さが約5m×6mのソロキャンプ用サイトとなります。
電源はついていません。

このサイトは車は不可となり、バイクもしくは自転車の乗り入れのみ可能なサイトになっています。
車でもキャンプ場に行くことは可能ですが、追加料金で500円発生してしまいますので注意が必要です。

こちらはソロ専用のサイトのため、テントもシングルサイズのテントのみに限定されています。

林間ツインサイト(W)

林間ツインサイトは広さが約3m×3mのこのキャンプ場で一番狭いサイトになります。
ソロ、もしくはデュオ専用のサイトでテントも2人用のテントまでに限定されています。

車両は1サイトにつき1台までは近くの駐車場に停められます。

このサイトは林間にあり木々の中にあるサイトのため火の扱いは特に注意してください。
焚火台、防火シートは必須です。
また、強風の日は焚火を中止してもらうこともあるそうなので、このサイトの利用を考えている方は当日の風邪などに注意が必要です。

共用施設は何があるの?

次にこのキャンプ場にある共用施設についてご紹介していきます。

管理棟

管理棟はキャンプ場の入り口に位置した場所にあります。
「TAWA CAMP」という大きな看板がかかっている建物が管理棟です。
チェックイン、レンタル、ゴミ出しなどはここで行います。

トイレ

トイレは管理棟の正面にあります。
男子トイレ女子トイレに加えて男女共用のトイレも2箇所ありました。

トイレは洋式で、キャンプ場の中では比較的綺麗なトイレでした!
汚いトイレや和式が無理な人でも安心して利用できるトイレだと思います。

炊事場

炊事場はトイレの横に位置しています。
炊事場は蛇口が6個ありました。

また、上記写真の2枚目のように焚火台が洗えそうな低い位置にある蛇口も2つありました。
(焚火台を洗うのに使って良いかはキャンプ場スタッフに確認するようにしてください。)

炭捨て場

炭捨て場は炊事場の前にあります。
炭捨て場はキャンプ場で1箇所しかありません。

炭はなるべく消火した状態で捨てるようにしましょう。

キャンプ場徒歩1分の温泉施設とは?

このキャンプ場は温泉施設が徒歩1分の場所にあるのが他のキャンプ場にはない醍醐味です。
温泉施設の名前は「お亀の湯」です。(公式サイトはこちら

料金は次の通りとなっています。

入湯料金大人(中学生以上):800円
子供(3歳~小学生):450円
回数券12枚綴り:大人:8000円、子供:4500円
販売品フェイスタオル:200円
剃刀、歯ブラシ、ヘアブラシ、シャワーキャップ:各110円
貸出品バスタオル:110円

温泉の泉質はナトリウム一炭酸水素塩温泉で、「ぬるぬる、しっとり」した温泉です。

露天風呂は「鎧岳」「兜岳」など大自然を堪能できる温泉です。
また、温泉は男女週替わり制で「石の浴室」と「木の浴室」の2種類があります。

峠〜TAWA〜キャンプ場の周りには他にもいろいろある!

このキャンプ場の近くにある施設は温泉だけではありません!
お亀の湯正面の階段を下りていくと、レストランやパン屋さん、露店などといったお店があります。

曾爾高原すすきの館

以下写真はレストランがある建物です。この建物にはレストランのほかにも売店のような場所もあります。

売られているのは以下のようなものでした

  • 地元の野菜
  • 植物
  • お皿などの陶器
  • 三重県のお土産

ここで野菜を買って、その食材で夜ご飯を作るのも楽しそうですね。

曽爾高原お米の館

ここはパン屋さんが入っている建物です。
このパン屋さんは米粉を使ったパンを打っているお店です。
私もメロンパンを購入して食べましたが、生地がもちもちしており非常に美味しかったです。

キャンプついでに是非購入してほしいです。

露店

露店は曽爾高原お米の館などがあるエリアから道路を挟んだ向かいにあります。
このお店では草餅が売られていて3個入り600円で発売されていました。

それ以外に定食が食べれる場所もありました。

曽爾高原

このキャンプ場は曽爾高原の目と鼻の先にあるキャンプ場です。
なので、TAWAキャンプ場を訪れた際はぜひ曽爾高原にも足を運んでほしいです。
キャンプ場からは車で約6分の距離にあります。

秋になると見渡す限りのすすきが非常にきれいです。
私が行った時期はあいにくすすきを刈った後でしたが、それでも景色・風景は素晴らしく良かったです。

有料にはなりますが近くに駐車場もあるのでそこに車を止めて曽爾高原をハイキングしてみてはいかがでしょうか?

最後に

いかがだったでしょうか。
今回は奈良県にある「峠~TAWA~キャンプ場」をご紹介していきました。

このキャンプ場は何といっても徒歩1分の距離に温泉があるのがメリットのキャンプ場です。

また、温泉以外にも地元の味を知れるお店や曽爾高原などたくさんの魅力が詰まった場所でした。
私自身また訪れたいと思えるキャンプ場でした。

キャンプ場自体もきれいに整備されており、初心者の方でも安心してキャンプができる場所だと思います。

興味がある方は是非一度足を運んでキャンプをしてみてはいかがでしょうか。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA