キャンプシーズンになると中々目当てのキャンプ場が予約できないといったことありませんか?
実際私も「明日キャンプしたいな」と思っても予約が埋まっていてキャンプができないといったことが多々ありました。
そんな時に便利なのが無料で利用できるキャンプ場です。
無料で利用できるキャンプ場は予約が不要な場所が多く思い立った日にキャンプが気軽にできて便利です。
無料のキャンプ場は無料なだけあって設備がピンキリだったりします。
今回は、三重県にある貴重な無料のキャンプ場の一つである「小船キャンプ場」に行ってみたので紹介していきます。
小船キャンプ場の基本情報
住所
小船キャンプ場の住所は「〒647-1322 三重県熊野市紀和町小船」にあります。
主要都市から公共交通機関で向かうのは非常に遠回りかつ時間がかかるのでこのキャンプ場へは車で行くことを強くお勧めします。
車でのアクセス
主要都市からの所要時間は次の通りです。
- 大阪からのアクセス:約3時間半
- 名古屋からのアクセス:約3時間半
大阪方向から向かう場合は五條ICで下りた後、五條/河内長野方向の国道310号に乗って約2時間で目的地に到着します。
名古屋方向から向かう場合は熊野大泊ICで下りて、国道42号から約1時間進むと目的地に到着します。
マップ
小船キャンプ場の概略マップを作成しました。
ザクっとですが、下図のようになっています。
「芝」部分がサイトに値する場所です。
その他に道路を挟んで炊事場とトイレなどがあります。
小船キャンプ場の特徴
全サイトが芝
全サイトと言ってもこのキャンプ場には川辺にだだっ広いサイトが一つあるだけですが、サイトにあたる部分はすべて芝になっています。
地面が柔らかいので寝たりするときに地面が固くて熟睡できなかった。といったことは少ないと思います。
無料の中でも設備が充実している
この後に詳しく説明しますが、ここのキャンプ場には炊事場やトイレなどほかの無料キャンプ場ではないような設備もしっかりと備えられております。
無料キャンプ場ではサイトだけがただある。といった場所も珍しくない中、個々のキャンプ場は無料キャンプ場の中でも設備面は上位に位置するキャンプ場だと思います。
動物の糞が落ちている
注意ポイントになるのですが、このキャンプ場の芝にはシカの糞がそこかしこに落ちています。
テントなどを汚したくない方は設営場所には注意したほうが良いです。
直火禁止
ここのサイトはきれいな芝のため直火は禁止になります。
また、灰捨て場もないので自分で出した灰は持ち帰るようにしてください。
ゴミは持ち帰り
ゴミは回収する場所がないので各自持ち帰りです。
ポイ捨てなどは絶対にしないようにしてください。
小船キャンプ場のサイト
前の章にも言いましたが個々のキャンプ場はサイトは1つだけです。
ただ、非常に範囲は広くて車の横付けも可能なのでシーズンによっては横のキャンパーと十分な距離をあけてキャンプを楽しむことが可能です。
ここは川沿いにあるキャンプ場なので夏は川遊びも楽しめるかと思います。
また、サイトは「川ー砂利場ー芝」になっているので、基本的に皆さん芝の部分に車を停めてテントを設営しています。
小船キャンプ場の設備
炊事場
炊事場には蛇口が3カ所あります。
お湯は出ず、洗剤などもありません。
トイレ
トイレは一カ所だけです。
薪売り場
薪売り場はトイレの向かいにあります。
薪とスウェーデントーチが売ってありました。
販売所は無人で、購入したい方は決められた金額をそれぞれお金入れに入れます。
金額は下記の通りでした。
- 薪:500円
- スウェーデントーチ大:2000円
- スウェーデントーチ中:1000円
お金入れはそれぞれ上部に設置されているのでそこにお金を入れます。
最後に
いかがだったでしょうか?
今回は三重県熊野市にある無料のキャンプ場「小船キャンプ場」について紹介しました。
無料キャンプ場と言いながらもサイトは芝で炊事場・トイレも完備しているのは非常に完成度の高いキャンプ場だと思いました。
デイキャンプや数泊のキャンプなど自分のキャンプスタイルで楽しめるキャンプ場です。
ゴミの回収や炭捨てはないので各自出したゴミなどは必ず持ち帰るようにしましょう。
無料で使わせてくれるキャンプ場は今や数少なく、ルールを守れないキャンパーがいると無料で利用できなくなったりするため必ずルールは守って利用しましょう。
車の交通量も少なく、ゆっくりと川のせせらぎを聞きながら自分の時間を過ごせる最高のキャンプ場でした。