三重県志摩市にある「志摩オートキャンプ場」。(公式サイトはこちら)
今回はこの志摩オートキャンプ場に実際に訪れてキャンプをしてきました。
都心からのアクセスは遠いものの海が目と鼻の先にあるこのキャンプ場を今回は紹介していきます。
区画数も多く、バンガローなどライトなキャンプも楽しめるため、グループ~ファミリーキャンプ向けのキャンプ場だなという印象を受けました。
この記事では「志摩オートキャンプ場」に行ってみたい方や気になっている方で
- どんな雰囲気のキャンプ場か知りたい
- キャンプ場の注意点などを知りたい
といった方に向けてこのキャンプ場がどんな所かを私が実際に行って思ったことも併せてご紹介していきます。
志摩オートキャンプ場の基本情報
住所
志摩オートキャンプ場の住所は「〒517-0704 三重県志摩市志摩町越賀2279」に位置します。
志摩市はリアス式海岸が特徴的で様々な島が点在している場所です。
志摩オートキャンプ場はそんな志摩市の中でも南の海沿いに位置しています。
車で行かれる場合の所要時間はおおよそ以下の通りです。
- 大阪→志摩オートキャンプ場:約3時間30分
- 名古屋→志摩オートキャンプ場:約2時間40分
電車で行かれる場合は
近鉄線賢島方面「近鉄鵜方駅」下車→バス
近鉄線賢島方面「近鉄賢島駅」下車→定期船
でも行くことは可能ですが、車で行くことをおススメします。
キャンプ場は写真のような青いアーチが目印です。
このアーチをくぐって坂を登ると受付棟があるのでそちらでチェックインをします。
サイトの種類
ここのキャンプ場は
- 個別サイト(電源設備あり)
- 個別サイト(ペット可・電源設備あり)
- 個別サイト(ペット可・電源設備なし)
- デイキャンプ
- バンガロー
- ロフト付きバンガロー
大きくは個別サイトとバンガローの2種類と考えていただいて問題ないです。
私は個別サイト(電源設備あり)を利用させていただきました。
サイトマップ
サイトマップは次の写真の通りです。
管理棟を中心に左右で大きくペットありのサイトとペット禁止のサイトに分かれています。
中心に管理棟・炊事棟・ゴミ捨て場・トイレがあるため、どの区画からでもアクセスしやすいです。
ここのキャンプ場で注意しておきたいことがあります。
それは、どのサイトからでも海が見えないこと!
キャンプ場自体は海の近くに位置していますが、山側に位置するためどのサイトからも海は見えません。
かく言う私も海が見えると思ってこのキャンプ場に伺いましたがサイトから見えず少し残念でした。
ただ徒歩約3分で海岸に行けるので夏は海で遊ぶのもいいかもしれません。
海が見える場所でキャンプをしたい方はここのキャンプ場ではなく
「Azuri Camp Space」がおすすめです。
このキャンプ場は海が見える場所でキャンプができます。
こちらのキャンプ場が気になる方は以下記事を参考にしてみてください。
注意事項
ここのキャンプ場を利用するにあたっての注意事項をご紹介します。
チェックイン時に注意事項などが記載された紙をもらえます。
- 1区画につき、キャンプサイトは1テント・1タープで5名まで
- バンガローは車1台・1タープで5名まで
- ロフト付きバンガローは車1台で5名まで
- 芝生保護のため、芝生内への車の乗り入れは禁止
- 芝生、デッキテラス保護や事故防止のため、直火・花火などは禁止
- エンジンのかけっぱなし・発電機の使用は禁止
- 10時以降は消音とし、静かにすること
①~③に関しては記載をの数や人数を超える場合は追加料金またはサイトの追加が発生してしまします。
料金体系
料金は利用する場所・利用時期によって変わってきます。
今回は料金区分ごとの料金をご紹介します。
各料金区分がどの時期に該当するのかは公式サイトをご確認ください。
料金1 | 料金2 | 料金3 | 料金4 | |
---|---|---|---|---|
個別サイト | 7150円 | 6600円 | 6050円 | 4400円 |
バンガロー | 14300円 | 13200円 | 12100円 | 9900円 |
ロフト付きバンガロー | 17050円 | 15400円 | 13750円 | 12100円 |
連縛する際は2泊目の料金から次の金額が割引になります。
- 個別サイト:550円
- バンガロー:1100円
- ロフト付きバンガロー:1100円
電源設備を利用したい場合は1泊につき1000円発生します。
また、人数・車が1サイト・1棟の基準を超える場合、次の料金が超過料金として発生します。
超過した車については超過した車用の駐車場があるのでそちらに駐車することになります。
またチェックイン時に駐車許可証を渡されるので利用中は必ず見える位置にこの許可証を置いておきましょう。
区画サイト
- 人数超過料金:1000円/人
- 車超過料金:1000円/台
(ロフト付き)バンガロー
- 人数超過料金:2000円/人
- 車超過料金:1000円/台
また、当日日帰りの方がいて日帰りの方を合わせると5人を超える場合も以下の超過料金が発生します。
区画サイト
- 日帰り1名につき500円
(ロフト付き)バンガロー
- 日帰り1名につき1000円
チェックイン・チェックアウト
チェックインとチェックアウトは次の通りです。
- チェックイン 14:00〜
- チェックアウト 〜12:00
ゴミの分別
志摩オートキャンプ場ではゴミを捨てて帰ることが可能です。
ただし、ゴミを捨てる際は分別をする必要があります。
キャンプ中に出たごみはその時に分別しながらゴミ袋に入れておくと捨てる際に分別する必要がなく楽です。
ゴミ袋は配布などしてくれないので必ず持っていくようにしましょう!
また、最近黒のゴミ袋を使用する方も見られますが、ここのキャンプ場は黒いゴミ袋では回収ができないので必ず半透明のゴミ袋などを持っていくようにしましょう。
ゴミの種類 | 内容 |
---|---|
燃えるゴミ | 紙類・段ボール・貝類・生ごみ・ゴム製品・ナイロン類・ビニール類・ペットの糞(袋に入れた状態)・プラスチック製品など |
ペットボトル | ラベル・フタは外した状態で捨てる |
ガラス・びん・陶器類 | 割れたものは袋に入れた状態で捨てる その際は割れ物と分かるようにして捨てる |
乾電池・ライター | |
スチール缶・スチール製品 | スチールマークのあるもの ガス缶は穴をあけて捨てる |
アルミ缶・アルミ製品 | アルミマークのあるもの 少量のアルミホイルは燃やせるごみで捨てる |
各サイトはどんな感じ?
個別サイト
個別サイトは上記でご紹介した通り、電源設備・ペットといった条件で3つのサイトに分けられています。
個別サイト(電源設備あり)
このサイトは21区画あります。
また、広さは各サイト約100㎡あります。
私は実際にこのサイト「B-2」を利用させてもらいました。
このサイトは四角形ではなく少し丸っぽい形のサイトでした。
ちょっといびつな形のサイトだったため少しテントなどの配置を考える必要がありました。
場所によってはこのように四角形ではないサイトもあるので大き目のトンネルテントなどを普段使用している方は事前にサイトに関して問い合わせておくなどしておいたほうが良いかもしれません。
予約時は何番のサイトかを指定できなかったため、当日行ってからどのサイトになるかを聞くスタンスとなります。
車はサイトの横付けできるように駐車スペースがあるため荷物の出し入れなどは非常に楽にできました。
個別サイト(ペット可・電源設備あり)
このサイトは15区画あります。
また、広さは各サイト約100㎡あります。
こちらも車を横付けできます。
区画の形や大きさは他の個別サイトと同じ感じです。
「個別サイト(電源設備あり)」とは本当にペットが可能か否かだけの差です。
個別サイト(ペット可・電源設備なし)
こちらは10区画あります。
サイズや車の横付けは他のサイトと同じです。
ただし、このサイトには電源設備がないので、冬場などで電源を使いたい方は注意が必要です。
バンガロー
バンガローには普通のバンガローとロフト付きのバンガローがあります。
バンガロー
バンガローの広さは約6畳です。
ペットの同伴は不可となっています。
室内には以下の設備が入っています。
- エアコン
- コンセント
- 冷蔵庫
- テーブル
室外にもコンセントがついています。
また、テーブルと人数分のチェアも付いています。
これはキャンプを初めてする方やあまりしない方も気軽にキャンプが楽しめるな。と思いました。
テーブル、チェアを持っていかなくて良いだけでもキャンプへのハードルがグッと下がる気がします。
建物の前にはタープの設営が可能です。
タープがないと直射日光が当たって暑かったりするのでタープは持って行った方が個人的にはよいと思います。
車はバンガローの向かいに駐車場があるのでそちらに停めます。
ロフト付きバンガロー
こちらは室内が約6畳とロフトが約3畳のバンガローです。
ロフト付きは子供連れの方には嬉しいのではないでしょうか。
ロフトがあるとなんかワクワクしますよね。
室内・室外設備はバンガローと同じです。
こちらは外に屋根付きのウッドデッキがついています。
その代わり外でのタープ設営はできませんので注意が必要です。
共用設備
次はこのキャンプ場にある共用設備を紹介していきます。
管理棟
管理棟ではチェックイン・チェックアウト、売店やレンタルなどを行います。
通常は9:00〜18:00、繁忙期は8:00〜21:00までやっています。
薪は1束500円で売っています。
トイレ・コインシャワー・洗面所・ランドリー
コインシャワーは5分で200円です。
コインシャワー・ランドリー利用時間は8:00〜20:00です。
炊事場
炊事場はお湯も出てきます。
寒い日でも安心ですね。
ここの炊事場は食器用洗剤はないので必ず持参するようにしましょう。
炊事場の利用時間は8:00〜22:00です。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場は先述した分別に従って捨てるようにしましょう。
炭捨て場
炭捨て場の横には焚き火台を洗う場所もあります。
五右衛門風呂(家族風呂)
五右衛門風呂が2つあります。
利用は先着順で、当日管理棟で言えば利用できます。
利用時間は以下です。
- 午前の部 9:30〜・10:30〜・11:30〜
- 午後の部 16:30〜・17:30〜・18:30〜・19:30〜
志摩の新鮮な海鮮達を購入できる!
このキャンプ場では志摩の新鮮な海鮮を購入することもできちゃいます。
海の近くにあるキャンプ場ならではですよね。
BBQセットが5000円で売られています。(時期によって内容などが変わっている可能性があります。)
また、その他のセットや単品でも売られており1000円〜1200円くらいです。
私が行った時はサザエやホタテ、伊勢海老などがありました。
注文は当日に管理棟から電話で受け付けているようです。
16時までと少し早めに受付が終了するので購入したい方は早めに管理棟で注文しましょう。
志摩オートキャンプ場の温泉施設
志摩オートキャンプ場の周辺施設にご紹介していきます。
志摩という土地柄なだけあってさまざまな施設があります。
今回は施設の中でも“温泉“に絞ってご紹介します。
ともやまの湯
英虞湾の景色を眺めながらゆったりと入れる温泉がこのともやまの湯。
内風呂からも景色を一望できるのは非常に嬉しいポイント。
料金は、大人1050円・小人550円でタオル付きのお値段となります。
日帰り温泉は11:00〜19:00まで利用可能です。(最終入場は18:00)
ひまわりの湯
志摩スペイン村の横にある温泉施設がこのひまわりの湯。
伊雑ノ浦を一望できる絶景のロケーションが売りの温泉施設です。
私は実際、志摩でキャンプした後にこちらの温泉を利用させていただきました。
非常に清潔感がありゆったりと温泉に入れました。
キャンプ後の温泉はやはり最高ですね!
利用料金は大人1200円・小人800円です。
パルケエスパーニャに入園された方は、
大人900円・小人600円と少し安くなります。
利用時間は日帰り温泉で9:00〜23:00です。(最終入場は22:00)
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は三重県志摩市にある志摩オートキャンプ場についてご紹介していきました。
志摩にありながらキャンプ場から海が見えないのは残念なポイントですが、広々としたキャンプ場で芝生の広場でこどもと遊んだりグループでワイワイしたりと、グループキャンプからファミリーキャンプまでどんな方でも楽しいキャンプ場でした。
志摩ならではの海の幸を楽しむのもこういったキャンプの特権ではないでしょうか。