泊まり込みのキャンプに必要不可欠なアイテムのシュラフ。
一言にシュラフと言っても種類は様々。
この記事ではシュラフ選びに困っている方にシュラフの種類と違いについて一挙に説明します。
是非最後まで読んで、シュラフ選びに参考にしてください!
シュラフの種類
シュラフを選ぶ際に大切のなるのは、使用環境に最も適したシュラフを選ぶことです。
最も適したシュラフ選びで確認した方が良いポイントは大きく2つあります。
- シュラフの形
- シュラフの素材
この2つを確認すればおおよそ失敗しないシュラフ選びが可能です。
収納サイズや重量などもシュラフ選びの際にポイントとする方はそちらも考慮して選びましょう。
シュラフ選びで大切な2つのポイント
では早速、シュラフ選びのポイントである2つをそれぞれ確認していきます。
シュラフの種類
シュラフと言っても形にはいくつかの種類があります。
形により保温力が変わったり温度調節のしやすさ、収納力が変わってきます。
季節や使用場所などによって得意な種類が変わってくるので重要なポイントです。
シュラフには大きく次の2通りに分類されます。
- 封筒型
- マミー型
この2つを押さえておけば取り敢えず問題ありません。
では次に各種類の特徴を説明していきます。
封筒型
寝袋の形が長方形のタイプを封筒型と呼びます。
封筒型はファスナーを開けることで布団のような使い方ができるのが特徴です。
寝袋の中にゆとりがあり、体との密着感はあまりないので保温性は次に紹介するマミー型より劣ります。
ですが、ゆとりがある分窮屈感がなく使い心地は最高です。
また、夏場は封筒型の方が快適に過ごすことができます。
マミー型
別名ミイラ型とも呼ばれるタイプの寝袋です。
その名の通り見た目がミイラのようになっているのが特徴です。
封筒型とは逆に体との密着度が高く、保温性に優れています。
冬場などの寒い時期はマミー型の方が快適に過ごせます。
また、収納性もこちらのタイプの方が優れています。
シュラフの素材
シュラフの中綿に使用されるの素材はいくつかあり、素材によってシュラフの特徴が大きく変わってきます。
これを無視して購入すると、夏場に冬用・冬に夏用を使って痛い目に遭う可能性が高いです。
寝心地なども変わってくるので買う際はよく確認することをおススメします。
今回はわかりやすいため2種類に分類して説明していきます。
- ダウン
- 化学繊維
ダウンのシュラフの特徴
ダウンを使用したシュラフは化学繊維のものより保温性が高いです。
冬や高地での寝泊まりにはうってつけの素材です。
また、ふわふわした素材なので寝心地もよいです。
メリット
- 保温力が高い
- 寝心地が良い
- 軽い
- 収納が比較的コンパクト
デメリット
- 値段が高い
- 水に弱い
化学繊維のシュラフの特徴
化学繊維を使用したシュラフは安価なものが多く、手を出しやすいシュラフが多いです。
化学繊維といってもいくつか種類があるので種類によっては保温性に優れるものも存在します。
ただ、その分値段は上がってくるので注意が必要です。
メリット
- 値段が安い
- 比較的水に強い
- 洗ったりしやすい
デメリット
- 保温性が低い
- 収納サイズが大きくなる
- 重たい
シュラフの適正温度
シュラフには形や素材によって使用に適切な温度が存在しています。
シュラフには基本的に「快適温度」「下限温度」「限界温度」の3つ記載されています。
シュラフ選びの際は、シーズンなどを考慮し、形・素材に合わせてこの適正温度を確認しながら選ぶのがよいです。
基本的には快適温度、下限温度を基準にして選ぶとよいでしょう。
限界温度を基準にして選ぶのは一般向けではありません。
快適温度や下限温度より低い温度の場所では使えないのか。というとそうでもありません。
衣類を着込んだりすることで温度調節は可能なので、真冬などの時期以外は案外何とかなります。
ですが、温度があったシュラフを選ぶのが一番なのでよく行くシーズンなどの温度に合わせて購入しましょう!
シーズンに合ったシュラフがあれば年中キャンプができる!
キャンプは年中できるアウトドアです。
冬はちょっと、、。という方も多いと思いますが、冬キャンは冬キャンの楽しさがあります。
そのためには、春夏秋冬それぞれにあうシュラフが必要になってきます。
とはいっても春夏秋は1つのシュラフで何とかなるので、最低でも春夏秋用と冬用があればよいです。
この記事を最後まで読んでくださった方はシュラフ選びで確認する項目が分かったと思います。
とはいえ、体感温度や代謝などは人それぞれ異なっており、キャンプ場の環境も様々なので、あくまでも参考として色々試してみるのも大切です。
キャンプ場で快適な睡眠をとるためにもシーズンに合ったシュラフを選びましょう!