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NaturehikeのHiby3はタープなしで快適!

Naturehikeは2010年に設立した総合アウトドアブランドで、テントやチェアなど幅広いアイテムを展開しています。(ホームページはこちら

「ハイスペックな製品を圧倒的なコストパフォーマンスで」を目指している会社です。

Naturehikeから発売されている商品は低価格でありながらクオリティが高く「ハイスペックな製品を圧倒的なコストパフォーマンスで」を実現している会社です。

今回はそんなNaturehikeから発売されているHiby3というテントを紹介!
私が普段から使用しているテントでもあるので、使用感なども併せて説明していきます。

Naturehikeの「Hiby3」ってどんなテント?

なんといっても形状が独特なテントであるHiby3。
他にあまり見ない形状なので他のキャンパーとテントが被りたくない!といった方にもお勧めできます。

このテントの大きな特徴は全室がかなり広いことです。
ドーム型のテントなどでは全室があるものもありますが狭く、雨が降った場合は室内でこもるしかできない。といったこともあるかと思います。

ですが、このHiby3は広い全室があるので雨の日でもタープなしで過ごすことができます。
一人であれば全室で調理したりチェアでくつろいだりすることも可能です。

Hiby3の全室

Hiby3のスペック

Hiby3のスペックは次の通りです。

  • 定員:3人
  • サイズ:(200+110)×150×120cm
  • 収納サイズ:17×54cm
  • 総重量:3.2kg
  • フライ耐水圧:PU 3,000mm
  • フロア耐水圧:PU 3,000mm
  • フライ材質 20D Silicone Nylon
  • フロア材質 20D Silicone Nylon
  • ポール素材 7001高強度アルミニウム

サイズの(200+110)は室内と全室を足した数値となります。

定員は3人となっていますが、大人だと2人が限界です。
3人は子供を含めての人数だと考えたほうがよいです。
(子供が1人大人2人でも結構狭くなると思います。)

収納サイズも比較的コンパクトに収まっていると思います。
荷物を少なくしたい人にもお勧めです。

Hiby3の付属品

Hiby3を購入したら付いてくる付属品は以下になります。

  • フレーム一式
  • テント本体
  • レインフライ
  • ペグ
  • ウインドロープ
  • テンショナー
  • グランドシート

ポイントとして大きいのはグランドシートが付属してくることでしょうか。
グランドシートは付属していないテントが多い中これが付いてくるのは非常にありがたいです。
しかもこのHiby3にピッタリあったタイプなのもポイントが高めです。
ただし、そのせいでシートの形は台形型になっているので設営時は注意してください。

Hiby3のメリット

全室が広い。といったのがHiby3の良い点として私が一番に押したい部分です。

ですが、他にも良い点がたくさんあります。
私が思うHiby3の良い点をいくつか紹介しています。

風通りが良い

Hiby3は空気を通す部分がたくさんついています。
そのため、夏は比較的涼しく過ごすことができます。
また、インナーテント自体がほとんどメッシュでできているため、夏場でも比較的快適に過ごすことができます。
通気口もテントに3カ所設けられており、部屋は入り口をメッシュにすることもできるので通気性抜群です。

通気口はテント側面部に2つとテント後方部に1つあります。

テント側面部の通気口
テント後方部の通気口

自立式でペグ打ち等はしなくてもよい

Hiby3は完全自立式のテントであるので、ペグ打ちなどをしなくても自立します。
なので、ウッドデッキの上やその他ペグを打てない場所でも気にすることなく使用することが可能です。

私も風が少ない日などはペグ打ちをせずに使用したりする場合もありますが、何不自由なく使用可能です。
むしろ設営の時短になりゆっくりする時間を確保でき、メリットしかありません。

ペグを打っていない状態のHiby3

インナーテントを取り外した状態で使用できる

Hiby3の大きな特徴としてポールをフライシート側に通すことが挙げられます。

テントはインナーテントにポールを通し、その上からフライシートをかけるのが一般的です。

では、フライシート側にポールが通っていることのメリットとは何でしょうか。
それは、雨の日の撤収作業時に効果を発揮します。

フライシートをとらずにインナーテントを取り外すことができるので、雨の日でもインナーテントを濡らさずに撤収することができます。

フライシートはインナーテントを直した後にしまうことができる大きなメリットです。

また、インナーテントをはずした状態で使用すれば、タープ替わりに使用することも可能です。
インナーテントを外せばバイクや自転車をこのHiby3に収めることもでき、利用の幅がより広がります。

フライシートとインナーテントの結合部

室内に収納可能な個所が多い

テント内には3カ所も荷物を収納できる場所があります。
場所はテントの左右手前に各1個とテント上面に1個です。
ここは、携帯や眼鏡などの小物を収納することが可能で、寝る前などに重宝します。

テント側面部の収納
テント上面の収納

また、テント上面の収納スペースの近くにフックがあり、ランタンを吊るすことが可能です。

室内から外の様子がわかる

Hiby3の全室にはビニール製の小窓があります。

入り口を占めた状態でも外の様子を確認することが可能です。

Hiby3のデメリット

良い点は非常に多くあるのですが、一方でHiby3を普段から使っている私から見てHiby3のちょっと残念な部分をいくつか紹介します。

冬場は寒い

メリットで上げた風通りがよい。と対になる部分なのですが、風通りが良いあまり冬場は寒いです。
通気口等は閉めれば多少寒さはマシになっているのだとは思うのですが、Hiby3のフライシートは地面まで届いておらず、その隙間からも冷たい風が入ってきます。
(スカートがない)
また、インナーテントはほとんどがメッシュなので冬の夜は極寒です。笑

ですので、このテントは冬場に使うには向いていないテントと言わざる負えないです。

設営に時間がかかる

このHiby3は3本のポールを使用して組み立てます。
3本使うため耐久性はあるのですが、設営時はデメリットになり得ます。
短いポール1本と長いポール2本で構成されているのですが、組み立て方が一癖も二癖もあり特に初めての人は苦戦すると思います。

二人以上でキャンプに行く際は二人で組み立てたほうが早く・楽に組み立てられますが、ソロでの設営は慣れるまで何度か組み立ててみたほうがいいです。

形状が独特なのがこの設営方法で裏目に出ている印象があります。

ただ、慣れれば一人での設営も可能なのでソロ使用するテントの候補としても問題ないテントだとは思います。

テントの高さが低い

Hiby3の高さは120cmです。
ソロ用などのテントとしてはよくある高さだと思いますが快適な高さとは言えないですね。

室内は寝たり座ったりするくらいなので問題ないですが、問題になってくるのが前室です。
テントから出るとき、全室が広い分屈んで移動する距離が必然的に長くなるので多少キツイです。

Hiby3はコスパ抜群のテント

以上、NaturehikeのHiby3を紹介しました。
価格も比較的お値頃でありながら、タープ要らずの有能なテントでは無いでしょうか。

耐水圧も高いので雨の時のキャンプにも持ってこいなテントです。
私はこのテントを普段使いしていますが、満足度は高く良いテントに出会えたと思っています。

中国ブランド特有の低価格でありながら品質は高く、初めてテントを買う人やソロ・デュオ用のテントを新しく買いたい人に自信を持っておすすめできるテントです。

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