キャンプギア

キャンプで意外と使われていない?!火消壺は安全に火を楽しむ必須アイテム

キャンプの醍醐味である焚き火。
焚き火は目で・音で・空気で楽しめ、キャンプをする目的ともいえるものです。

ただし、焚き火は火を扱うため最新の注意を払って楽しむ必要があります。
そんな焚火ライフをより安全に楽しむアイテムに「火消壺」があります。

キャンプ場に行って思うのが案外火消壺を使っているキャンパーがいないことです。

案外キャンプをしている方で火消壺の存在を知らない人もいるのではないでしょうか。
普段キャンプを楽しむ者としてぜひ火消壺のメリットを知って、火消壺の使用を検討してほしいと思います。

この記事では以下の内容を説明していきます。

  1. 火消壺とは何か
  2. 火消壺にはどんな種類があるのか
  3. 火消壺を使うメリット

火消壺を詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください。

そもそも火消壺って何?

最初に火消壺とは何かをご紹介してきます。

まあ、名前の通りなのですが「火を消すための壺」です。
本当にそのままですね。

火消壺は使用した炭を素早く消化できるキャンプギアです。
容器に炭を入れて密閉することで酸素の供給をストップさせて火を消します。

「火消壺」と呼んでいるだけあって壺型の容器を想像する方もいると思いますが、火消壺には大きく3つの種類に分けることができます。

次からその種類についてご紹介していきます。

火消壺の種類は何がある?

先ほどお伝えした火消壺の種類は次の3つです。
火消壺は素材によって3種類に分類できます。

  1. 金属型
  2. 陶器型
  3. 布型

①金属型

火消壺で一番メジャーなのは金属型です。
金属の中でも「ステンレス・スチール・アルミ」の種類に分けられます。
金属製の特徴としては耐久性に優れていることです。
ただし、金属のため熱が伝わりやすく、炭を入れた後は火消壺が熱くなってしまうので取扱注意です。
また、蓋がネジのように回転させて閉めるタイプの場合、きつく締めると炭が冷えた時に内部と外部の気圧差で蓋が開かなくなる場合があります。
なので、ねじ式の火消壺は冷めるまでは少し緩めに蓋を閉めるようにしましょう。

金属製の中では強度・耐熱性があり、錆びにくく熱伝導率も低く容器が熱くなりにくい「ステンレス」の火消壺がおススメです。

私は上に貼っているLOGOSの火消壺をメインで使用しています。
見た目が可愛くて購入しましたが、サイズ感もソロ~デュオにちょうどよくそこまで大きくもないので重宝しています。
ただ、蓋が閉めにくいのが欠点です。

②陶器型

陶器型は容器に蓋を被せるだけのシンプルな構造です。
また、容器自体の色味やデザインが金属製より豊富なため個性を出せる火消壺です。

容器自体も大きめなのが多く、ファミリーキャンプなどで大量に炭を使う方にお勧めです。

ただ、陶器なので落としたりすると割れたりひびが入ってしまうリスクがあるので持ち運びの際は注意が必要です。
ひびが入ると内部に空気が入ってしまったりするので火消壺として使用できなくなるリスクも控えています。

③布型

布型は袋状の火消壺です。
火消”壺”なのかと言われると、厳密には火消”袋”と呼ばれることもあります。

布であるため、収納性が抜群に良いです。
使わないときは非常にコンパクトに収納できます。

布自体もしっかりしたものが多く、自立するタイプも多く発売しています。

バイクでキャンプをする方や登山で火を扱いたい方などにおすすめです。

ただし、布製なので耐火性は金属や陶器に比べると低く、何度か使用していると布に穴が開いたりします。
種類によっては注意書きに「ある程度火を消した炭を火消袋に入れてください」と書いてあるものもあります。

何も考えずに炭を袋に入れられないのはデメリットになりそうです。

火消壺を使うメリットとは?

火消壺は非常に大きなメリットを持ち合わせています。
私が考えるメリットは大きく3点あります。

  1. 炭の鎮火が短時間で可能
  2. 鎮火させた炭の使いまわしが可能
  3. 鎮火させた炭を持ち帰れる

安全にキャンプを楽しむためにもメリットを確認しておきましょう。

①炭の鎮火が短時間で可能

火消壺の一番のメリットはやはり「炭の鎮火時間が短縮できること」です。
キャンプで炭や薪を使う場合、基本的には自然に火が消えるまで待つ必要があります。

自然に火が消えるまで待つとなると薪や炭の量によっては数時間かかってしまうこともあります。
夜、寝る前に火を起こしているときや朝、帰る前に火を起こしているとき、自然に火が消えるまで待つとなると非常に時間がかかってしまい寝る時間や帰る時間が遅くなってしまうことが良く起こります。

そこで、火消壺を持っていればこの問題は解決します。
火消壺があれば壺に入れておけば壺内の酸素がなくなってすぐに火を消すことができます。

②鎮火させた炭の使いまわしが可能

火消壺で鎮火した炭や薪は再利用が可能です。
しかも、一度消した炭や薪は非常に着火しやすいです。

これは、非常に大きいメリットで2回目以降の着火がめちゃくちゃ楽になります。
燃料を使いまわせるため、燃料の節約にもなり、なおかつ使いまわした燃料は着火しやすくすぐに火が安定する。

非常に火消壺はメリットが大きいアイテムです。

③鎮火させた炭を持ち帰れる

さらに火消壺は鎮火させた炭や薪を持って帰れるのもメリットです。
持って帰れるので上の2つ目のメリットを次にキャンプに行くときに受けることができます。

これも燃料を節約できるので大きなメリットです。

火消壺はキャンプに行く人全員に持ってほしいアイテム

いかがだったでしょうか。
火消壺は案外持っていないキャンパーも多いのではないでしょうか。
ですが、火消壺はキャンプを安全に楽しむために必要なアイテムです。
また、炭や薪を節約できたり、再利用するときと火が付きやすかったりとメリットが非常にあるのも火消壺の特徴です。

ぜひ、一つ火消壺を買ってよりよいキャンプライフを楽しんではいかがでしょうか。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA